Item
TCB(ティシービー) Cathartt Chore Coat Denim Herringbone
五月雨式のご案内になってしまい恐縮ですが、
最近 TCB ではひとつのチャレンジを続けています。それは、カバーオールを「ファッションとして」ではなく「用途で選ぶ服」としてもう一度捉え直すこと。
皆さんにも想像してもらいたいのですが、もし自分が “作業服として” カバーオールを買いに行くとしたら、用途に合わせて色や素材を選びますよね。
きっと 1920’s〜30’s のカバーオールも、
そんな当たり前の選択肢や思想が込められていたはず——。
そう思うと、今の TCB もあの時代のワークウェアの“幅”を再現したくなり、
最近は横方向にラインナップを広げる挑戦をしています。
そして本日ご紹介するのが、ヘリンボーンデニムを使った Cathartt の新色です。
ヘリンボーンといえば、汚れを目立たなくするために組織で柄を作り、
自然とストライプ状の表情になるのが特徴。生成りやオリーブのミリタリー生地はまだ見かけることがありますが、インディゴ染めのヘリンボーンデニム となると、一気に希少な存在になります。
新品時はどこか上品な雰囲気をまとっていますが、
着込むほどに柄が鮮明に浮き上がってきて、
“普通のデニムでは出せない経年変化”を見せてくれるはずです。
いつものデニムより、
少しだけ時間をかけて洗い込みながら付き合っていく——
そんな関係性も、この生地ならではで素敵だと思います。
この冬に仕込んだ生産が一気に製品化されていますが、
その中で、皆さんが自分の用途に合った一着に出会えることを願っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
TCBで新しいプロジェクトを始動する際、
ビンテージ個体との出逢いからプロジェクトが始まるがこと多いということを知って頂いている方もいらっしゃるかと思います。私が少年時代にガラス越しに眺めてた物や雑誌でしか観た事無かった物、TVで演者が着ていたスペシャルなVintageなど、”過去の憧れの回収”という言い訳で手に入れて始まるケースですね。
もしくは、Viktors Voiceが代表例ですが、古着屋さんに並ぶ事さえ無いスペシャルなピースをお借りして作り始めるケース。
そして今回、先に断ります。
完璧なサンプリングの元ネタには出逢えて無い中でスタートしました。
手元に有るのはハートのボタン。そして、その年代のと同じMASTER CLOTHのオーバーオールです。そこから始めました。
理由は単純。ずっと作りたかったジャケットだから。
何年か前からCatharttって言葉は思いついてました。
もちろんそれをやる時は絶対にハートボタンだろ!って
生地やMASTER CLOTHネームはビンテージのオーバーオールから参考にしました。わざとらしくないナチュラルムラの糸の経糸7番に対して緯糸は16番と細く打ち込みの本数も少し下げています。
経糸に対して緯を細くする事により経糸のムラ感がしっかり出るので、10ozの2×1のデニムでもしっかりと縦落ちする生地に仕上がってます。
色はあえて混ぜ物をしてない合成インディゴ100%を採用してます。
染色回数も1920年代のXX DENIMと比べても少ないので明るい色です。
*TCBのカバーオール持っているけど、今回の生地感がどうなんだろうという方へ向けて: Tabby's Jacketの生地感よりも、少し柔らかみがあり、青味は近しいです。綾目も2*1にしては見えやすく、縦糸のムラも目視で感じられるので、Black Cat Jacket やTabby's Jacketと比べても、ビンテージらしい荒々しい色落ちが期待できます。
CHORE COATのベースはどうしたの?
1940-50年代のCarharttのVintageは2着ほど所有してます。
そのCHORE COATのシルエットをベースにしながらも様々な資料を参考にしながらMASTER CLOTHネームとハートボタンと時代考証が合う様に1920年代の雰囲気に作ってます。
真ん中で剥ぎが入ったスクエアな襟
アイレットで付けるチェンジボタン
アジャスト可能な第一ボタンとカフス
セットインスリーブ
TWO CATS BLOUSE等でも再現してる低い袖山
実際に将来Vintageと出逢えた時に、私の妄想とは違った部分も有るかもしれません。
未来を描いたSF映画の逆バージョン
過去を描いて作ったCATHARTT CHORE COAT
将来タイムマシンが出来てこのコートを着て1920年代に行ってみよう。
未来人だとバレてしまうかどうかが楽しみです。
■注意事項
フロントボタン、カフスボタン共に、チェンジボタン仕様となっております。通常のボタンよりも耐久性は落ちますので、洗濯の際はボタンを取り外して頂くことをお勧めします。
破損や紛失の場合、ボタンの在庫はございますが、有償にての手配となりますのでご理解をお願いいたします。
サイズ(cm)
34インチ 身幅 53.5cm 袖丈 59.5cm 着丈 67cm 肩幅46CM
36インチ 身幅 55cm 袖丈 61cm 着丈 68.5cm 肩幅47CM
38インチ 身幅 57.5cm 袖丈 62.5cm 着丈 71cm 肩幅50CM
40インチ 身幅 58.5cm 袖丈 64cm 着丈 73cm 肩幅52CM
42インチ 身幅 60.5cm 袖丈 64cm 着丈 73.5cm 肩幅53.5CM
生産:MADE IN JAPAN
最近 TCB ではひとつのチャレンジを続けています。それは、カバーオールを「ファッションとして」ではなく「用途で選ぶ服」としてもう一度捉え直すこと。
皆さんにも想像してもらいたいのですが、もし自分が “作業服として” カバーオールを買いに行くとしたら、用途に合わせて色や素材を選びますよね。
きっと 1920’s〜30’s のカバーオールも、
そんな当たり前の選択肢や思想が込められていたはず——。
そう思うと、今の TCB もあの時代のワークウェアの“幅”を再現したくなり、
最近は横方向にラインナップを広げる挑戦をしています。
そして本日ご紹介するのが、ヘリンボーンデニムを使った Cathartt の新色です。
ヘリンボーンといえば、汚れを目立たなくするために組織で柄を作り、
自然とストライプ状の表情になるのが特徴。生成りやオリーブのミリタリー生地はまだ見かけることがありますが、インディゴ染めのヘリンボーンデニム となると、一気に希少な存在になります。
新品時はどこか上品な雰囲気をまとっていますが、
着込むほどに柄が鮮明に浮き上がってきて、
“普通のデニムでは出せない経年変化”を見せてくれるはずです。
いつものデニムより、
少しだけ時間をかけて洗い込みながら付き合っていく——
そんな関係性も、この生地ならではで素敵だと思います。
この冬に仕込んだ生産が一気に製品化されていますが、
その中で、皆さんが自分の用途に合った一着に出会えることを願っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
TCBで新しいプロジェクトを始動する際、
ビンテージ個体との出逢いからプロジェクトが始まるがこと多いということを知って頂いている方もいらっしゃるかと思います。私が少年時代にガラス越しに眺めてた物や雑誌でしか観た事無かった物、TVで演者が着ていたスペシャルなVintageなど、”過去の憧れの回収”という言い訳で手に入れて始まるケースですね。
もしくは、Viktors Voiceが代表例ですが、古着屋さんに並ぶ事さえ無いスペシャルなピースをお借りして作り始めるケース。
そして今回、先に断ります。
完璧なサンプリングの元ネタには出逢えて無い中でスタートしました。
手元に有るのはハートのボタン。そして、その年代のと同じMASTER CLOTHのオーバーオールです。そこから始めました。
理由は単純。ずっと作りたかったジャケットだから。
何年か前からCatharttって言葉は思いついてました。
もちろんそれをやる時は絶対にハートボタンだろ!って
生地やMASTER CLOTHネームはビンテージのオーバーオールから参考にしました。わざとらしくないナチュラルムラの糸の経糸7番に対して緯糸は16番と細く打ち込みの本数も少し下げています。
経糸に対して緯を細くする事により経糸のムラ感がしっかり出るので、10ozの2×1のデニムでもしっかりと縦落ちする生地に仕上がってます。
色はあえて混ぜ物をしてない合成インディゴ100%を採用してます。
染色回数も1920年代のXX DENIMと比べても少ないので明るい色です。
*TCBのカバーオール持っているけど、今回の生地感がどうなんだろうという方へ向けて: Tabby's Jacketの生地感よりも、少し柔らかみがあり、青味は近しいです。綾目も2*1にしては見えやすく、縦糸のムラも目視で感じられるので、Black Cat Jacket やTabby's Jacketと比べても、ビンテージらしい荒々しい色落ちが期待できます。
CHORE COATのベースはどうしたの?
1940-50年代のCarharttのVintageは2着ほど所有してます。
そのCHORE COATのシルエットをベースにしながらも様々な資料を参考にしながらMASTER CLOTHネームとハートボタンと時代考証が合う様に1920年代の雰囲気に作ってます。
真ん中で剥ぎが入ったスクエアな襟
アイレットで付けるチェンジボタン
アジャスト可能な第一ボタンとカフス
セットインスリーブ
TWO CATS BLOUSE等でも再現してる低い袖山
実際に将来Vintageと出逢えた時に、私の妄想とは違った部分も有るかもしれません。
未来を描いたSF映画の逆バージョン
過去を描いて作ったCATHARTT CHORE COAT
将来タイムマシンが出来てこのコートを着て1920年代に行ってみよう。
未来人だとバレてしまうかどうかが楽しみです。
■注意事項
フロントボタン、カフスボタン共に、チェンジボタン仕様となっております。通常のボタンよりも耐久性は落ちますので、洗濯の際はボタンを取り外して頂くことをお勧めします。
破損や紛失の場合、ボタンの在庫はございますが、有償にての手配となりますのでご理解をお願いいたします。
サイズ(cm)
34インチ 身幅 53.5cm 袖丈 59.5cm 着丈 67cm 肩幅46CM
36インチ 身幅 55cm 袖丈 61cm 着丈 68.5cm 肩幅47CM
38インチ 身幅 57.5cm 袖丈 62.5cm 着丈 71cm 肩幅50CM
40インチ 身幅 58.5cm 袖丈 64cm 着丈 73cm 肩幅52CM
42インチ 身幅 60.5cm 袖丈 64cm 着丈 73.5cm 肩幅53.5CM
生産:MADE IN JAPAN























