Item
TCB(ティシービー) Catface Trousers 10.2oz
Cat Face Pulloverの企画段階で、絶対にこっちも作ろうと思っていたのが、1940年に採用されたUS ARMY M40デニムジャケット。
1930年代、民間ではすでに装飾性の高いカバーオールが存在していました。
それらと比べると、このM40は対照的。
装飾性は削ぎ落とされ、よりシンプルで、より実用に寄せられた一着。
M-35に見られるやや大振りでラフなポケットに対して、こちらはもう少し実用に振った設計で、必要な機能だけを残している。
まさに“支給品らしい服”だと思います。
これまで民間の大戦期2ポケットカバーオールには、あまり惹かれてきませんでしたが、US ARMYのこれは別。どこか無骨で、どこか合理的で。
軍モノならではの“理由のあるラフさ”に惹かれました。
SEAMENシリーズ同様に、セットアップで着て欲しいという想いもあり、
ベースにしたのが1930年代後半に採用されたUS ARMY M-35デニムトラウザーズ。
ワイドでゆったりとしたシルエットに、深めの股上。
作業性を最優先に考えられた設計は、現代の感覚で見るとむしろ新鮮で、
ジャケットと合わせた時のバランスも非常に良いモデルです。
今回、VintageのUS ARMYの生地に見られる“荒さ”や“ネップ感”を再現する為にTCBが試みたのが、経糸・緯糸ともにリサイクルコットンを使用するというアプローチです。
本来、リサイクルコットンは環境配慮の文脈で語られる事が多い素材ですが、どうしても糸としてはラフになってしまう。
綺麗に整えたいブランドにとっては、ある意味“扱いづらい素材”とも言えます。ただTCBにとっては、その“嫌でも出てしまうムラ”こそが理想でした。
一度糸になった綿を、もう一度糸にする。その工程を経ることで生まれる不均一さが、結果的に当時の空気感を強く引き寄せてくれています。
また、緯糸にはスレン染めされたグレーの糸を使用。
インディゴが青く発色しながらも、どこか深く沈んだ色に見えるのは、
当時、汚れを目立たせない為の工夫とも言われています。サンフォライズド加工を施した生地ですが、今回はあえて水を控えめにしてもらっています。
その結果、生地には“生っぽさ”が残り、表情はボコボコとした立体感に。
さらにスキュー(捩れ防止)もかけていない為、着用していく中で自然な捩れが発生します。均一で整ったデニムではなく、どこかラフで、どこか不完全。
でもその“不完全さ”は、当時の制約の中で生まれた“必然”であり、
だからこそ今見ても魅力的に映るのだと思います。
そして、それをそのまま着られるのが、この一着です。
□サイズ
キュン(ベレー帽) 172cm 60kg JK 34 PT 30着用
Ryo (ニット帽) 180cm 76kg JK38 PT 34着用
井上 (Hat) 173cm 85kg JK40 PT36着用
□注意□
どの生地もビンテージを解析して作った特注生地ですが、同じ名前を冠しているCatface Pullover Shirt とはまた違う生地となります。プルオーバーシャツとセットアップで同生地とはなりませんのでご注意ください。
1930年代、民間ではすでに装飾性の高いカバーオールが存在していました。
それらと比べると、このM40は対照的。
装飾性は削ぎ落とされ、よりシンプルで、より実用に寄せられた一着。
M-35に見られるやや大振りでラフなポケットに対して、こちらはもう少し実用に振った設計で、必要な機能だけを残している。
まさに“支給品らしい服”だと思います。
これまで民間の大戦期2ポケットカバーオールには、あまり惹かれてきませんでしたが、US ARMYのこれは別。どこか無骨で、どこか合理的で。
軍モノならではの“理由のあるラフさ”に惹かれました。
SEAMENシリーズ同様に、セットアップで着て欲しいという想いもあり、
ベースにしたのが1930年代後半に採用されたUS ARMY M-35デニムトラウザーズ。
ワイドでゆったりとしたシルエットに、深めの股上。
作業性を最優先に考えられた設計は、現代の感覚で見るとむしろ新鮮で、
ジャケットと合わせた時のバランスも非常に良いモデルです。
今回、VintageのUS ARMYの生地に見られる“荒さ”や“ネップ感”を再現する為にTCBが試みたのが、経糸・緯糸ともにリサイクルコットンを使用するというアプローチです。
本来、リサイクルコットンは環境配慮の文脈で語られる事が多い素材ですが、どうしても糸としてはラフになってしまう。
綺麗に整えたいブランドにとっては、ある意味“扱いづらい素材”とも言えます。ただTCBにとっては、その“嫌でも出てしまうムラ”こそが理想でした。
一度糸になった綿を、もう一度糸にする。その工程を経ることで生まれる不均一さが、結果的に当時の空気感を強く引き寄せてくれています。
また、緯糸にはスレン染めされたグレーの糸を使用。
インディゴが青く発色しながらも、どこか深く沈んだ色に見えるのは、
当時、汚れを目立たせない為の工夫とも言われています。サンフォライズド加工を施した生地ですが、今回はあえて水を控えめにしてもらっています。
その結果、生地には“生っぽさ”が残り、表情はボコボコとした立体感に。
さらにスキュー(捩れ防止)もかけていない為、着用していく中で自然な捩れが発生します。均一で整ったデニムではなく、どこかラフで、どこか不完全。
でもその“不完全さ”は、当時の制約の中で生まれた“必然”であり、
だからこそ今見ても魅力的に映るのだと思います。
そして、それをそのまま着られるのが、この一着です。
□サイズ
キュン(ベレー帽) 172cm 60kg JK 34 PT 30着用
Ryo (ニット帽) 180cm 76kg JK38 PT 34着用
井上 (Hat) 173cm 85kg JK40 PT36着用
□注意□
どの生地もビンテージを解析して作った特注生地ですが、同じ名前を冠しているCatface Pullover Shirt とはまた違う生地となります。プルオーバーシャツとセットアップで同生地とはなりませんのでご注意ください。


















